私の投資ルールの作り方と失敗談

投資

皆さんは自分なりの「投資ルール」を定めていますでしょうか?

「ルール」とまで明言していなくても、銘柄を検索(スクリーニング)する際に、無意識にいくつかの条件を設定している方も多いかもしれません。

以前の記事で、私は「投資には条件とルールが必要だ」とお伝えしました 。本記事では、過去の私のルール遷移とともに、心境がどのように変化していったのかを振り返ります。あわせて、ルールを無視した購入で「痛い目」を見た失敗談についても共有したいと思います。

投資遍歴

① 投資初期:優待重視の「ふわっと」期

投資を始めたばかりの頃は、「株主優待」を手に入れることが最大の目的でした。 指標などは特に気にせず、明確なルールもありません。

  • 10万円前後で買える優待銘柄
  • 割引券ではなく金券や物(カタログギフト)

今思えば、具体的な根拠に基づかない「直感」に近い選定でした。

② 投資初期〜中期(2〜3年目):配当の喜びに目覚める

保有銘柄の本決算を一通り経験した結果、物をもらう優待よりも、現金(配当金)を受け取る嬉しさが上回るようになりました。幼少期に見た親の配当金の記憶が蘇ったのもこの頃です。 この時期から高配当株について調べ始め、以下の条件を意識するようになりました。

  • 配当利回り4%以上
  • (優待があればなお良し)

③ 投資中期(3〜4年目):原因分析とルールの明文化

投資を続ける中で、当然マイナスになる銘柄も出てきます。
長期投資において株価の上下はある程度「他責」にして割り切ることも大切ですが、
「なぜマイナスになったのか」という原因分析は欠かせません
この頃から本格的に指標を勉強し、自分を律するためのルールを明確に定めました。

  • 配当利回り3%以上
  • PBR 1倍程度
  • 配当性向50%以下

④ 現在(4年目〜):増配の威力を知る

現在は、相場の良さにも助けられていますが、
年数を重ねることで「増配」が資産形成に与えるインパクトの大きさに気づきました。
中期に定めたルールをベースに、より長期的な視点を加えています。

  • 配当利回り3%以上(未達でも、直近の増配率から数年以内に達成見込みがあれば可)
  • PBR 1倍程度
  • 配当性向50%以下
  • 過去5年間、減配なし

過去記事で触れた「設定4(期待値がプラスの状態)の台を打ち続ける」という感覚に、
より近づいたルールになっています 。

ルール外の購入で失敗したこと

私はスプレッドシートで銘柄管理をしていますが、そこには

ルールから外れた銘柄を買う場合は、資産価値を0円(最初から損したもの)として扱う

という厳しい一文を添えています 。 こう決めたきっかけは、ある銘柄での失敗でした。

当時は配当を重視する時期でしたが、まだ優待への未練もありました。

その銘柄は配当利回りが2%弱と、私の基準(配当株)には程遠いものでした。
さらにコロナ禍の特需で株価は割高なピーク時。
ルールを無視して「欲しい」という感情だけで購入した結果、
待っていたのは-36%(-8万円)という大きな含み損でした。

ルール通りに買った銘柄なら「設定推測が間違っていた」と冷静に分析できますが、
ルール外で買った銘柄には心の拠り所がありません。
ただ「高い優待品を買わされた」という教訓だけが残りました。

メンテナンスは欠かさずに

ルールは絶対ですが、そのルールのメンテナンスは必要です
私は年に1回ほどのペースでルールを見直し、細かい修正を繰り返しています。

今のルールが「正解」だとは確信していません。

特に現在は好相場に助けられている面があり、
弱気相場になった際にルールとのズレが顕著に出るのではないかという懸念もあります。

だからこそ、決算ごとに全体を見直し、相場とのズレを微調整する作業を欠かさないようにしています。

まとめ

私の持論ですが、投資は「寄り道してなんぼ」の世界だと思っています。
寄り道をして、もし失敗しても、「なぜ失敗したのか」を覚えて帰ってくれば、
次に活かすことができます。

大切なのは、再起不能にならないためのルールを持つこと
そして「なぜ間違えたのか」を考え続け、自分にとって心地よい投資状態を保つことです。
私のこの遍歴が、皆さんのルール作りの参考になれば幸いです。

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