投資の最初の3年は期待外れから始まる

投資

投資を始めて約7年。
今でこそ下落局面でも耐えられる含み益がありますが、最初の3年間はほとんどマイナスでした。ひどい時には -24%の含み損 を抱えたこともあります。

だからこそ、初心者だった頃の経験を書き、これから投資を始める人に「耐えることの重要性」を伝えたいと思います。

投資の最初の3年はマイナスだった

私の投資は、マイナスからのスタートでした。

当時は株主優待に憧れ、個別株に手を出したのがすべての始まりです。
銘柄分析もほとんどせず、優待内容と購入金額だけで銘柄を選んでいました。

もちろん、分析をすれば必ずプラスになるわけではありません。
ただし、マイナスになりにくくはなる と思います。

当時の私は「投資」ではなく「株を購入する」という感覚でした。
そのため、優待や配当の権利が続く限り、含み損はあまり気にしていませんでした。

さらに、インデックス投資と違い、買い始めは分散が効いていません。
1銘柄でも下がれば、全体がマイナスになる状態です。

新しい銘柄を買っても、すぐに評価益を支えるほどのプラスにはなりません。
結果として、分散が進むまでは評価益が薄まり続ける 状態になります。

個別株で分散を進める場合、しばらくマイナスが続く覚悟が必要だと感じました。

最大の含み損はコロナショック

私は3か月ごとに証券会社から届く「取引残高報告書」の数値をスプレッドシートに記録しています。
評価額と投資額の差から損益率を算出しています。

その中で最も大きなマイナスは 2020年3月の-24% でした。

当時の保有は4社・400株のみ。
銘柄数が少ない状態での下落は、想像以上に大きなダメージになります。

その後一度はプラスに転じましたが、2022年に投資額を倍に増やしたことで評価益が薄まり、再びマイナスへ。
ただ、ここも耐えたことと相場に助けられたこともあり、現在はマイナスになっていません。

プロスペクト理論から感じたもう一つの側面

プロスペクト理論をご存じでしょうか。

簡単に言うと、
人は利益より損失を強く感じる(損失回避)
という行動経済学の理論です。

一般的に、損失の苦痛は利益の喜びの 2倍以上 と言われています。
そのため、含み損のときは冷静な判断が難しくなります。

ここまではよく知られた話ですが、私は投資経験からもう一つ感じたことがあります。

損失から回復すると、人は驚くほど早く損を忘れる

私は投資歴7年のうち、約半分はマイナスでした。
それなのに今では「株はプラスになるもの」と自然に思っています。

実際には長期間マイナスを経験しているのに、
直近のプラスの記憶だけが強く残っているのです。

そのたびに取引残高報告書を見返し、過去のマイナスを思い出しています。

株式市場も同じです。
「○○バブル」と「○○ショック」を繰り返しながら、最終的には成長しています。

つまり、

・損失は強く感じる
・回復するとすぐ忘れる

というサイクルがあるのではないかと感じています。

まとめ

現在の評価益も、市場が風邪をひけば簡単に消えるレベルです。
例えばリーマンショック級の -50% が来れば、すぐにマイナスになります。

それでも動揺しないために、私は「かつて大きくマイナスだった時期」を忘れないようにしています。

いつか来る下落を受け入れる準備こそ、投資を続ける上で最も大切なことだと思っています。

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